賃貸物件に、空きがでたときには次の入居者を募集するために内装工事をしなければいけない。
内装工事ではクロスや床の交換は、どれを選んでいいのかわからない。
この記事では、床材のクッションフロアとフロアタイルとフローリングの違いとメリット、デメリットを紹介します。
床材の種類
賃貸物件に空きがでたときには床材を交換することが多いです。
床材には大きく3つあります。
①クッションフロア
②フロアタイル
③フローリング
床材によって、雰囲気が変わったりして家賃をあげるきっかけにもなります。
床材によって遮音性や耐久性などが異なるため、賃貸物件にあった床材を選ぶことが大切です。
ここではクッションフロアとフロアタイルとフローリングし、それぞれの特徴やメリット、デメリットを解説します。
クッションフロアの特徴
クッションフロアは塩化ビニール素材でできています。1枚のシート状になっています。ハサミやカッターで容易にカットできるので手軽さの点や安さでの選ばれたりします。
下地にはボンドもしくは両面テープなどで張りつけます。
塩化ビニール素材でできているため防水性に優れており、キッチンや洗面所などの水回りに使用されることが多い床材です。
メリットは
①フロアタイルやフローリングよりかは安いこと
②他の床材より施行が容易
③耐水性に優れている
デメリットは
①経年劣化が早い
②すぐにへこんでしまう
③カビが生えることがある
メリットを考えると賃貸物件では、脱衣所とトイレに使用するのがおすすめです。
部屋に使用している賃貸物件もありますが、床が柔らかくて歩きにくいなどのことから人気はあまりないです。
またテレビや冷蔵庫の移動したときにクッションフロアだとへこんでしまうのが嫌なかたもいてます。
また1枚のシートでできているために剥がれた箇所から湿気がはいるとカビが生えてきてしまい衛生面も良くないです。
フロアタイルの特徴
フロアタイルの素材も塩化ビニールでできています。ただクッションフロアーより固めにできていますので家具をおいてへこんでしまうようなことはありません。
一部一部ピース状になっているので万一、傷などがひどい場合にはその部分の床材だけ交換すればいいのです。
見た目に関してもフローリングみたいでおしゃれに見えますので最近ではフロアタイルを使っている部屋が増えてきてます。
もし同じフロアタイルが将来なくなってしまうとフロアタイルに交換する場合には、予備として多めに買っておきましょう。
メリットは
①耐水性がある
②耐久性もある
③へこみにくい
デメリットは
①少し防音性にかける
②クッションフロアより高い
大きなデメリットはありませんが少しクッションフロアより高いことです。
トイレや脱衣所にはクッションフロアで居室にはフロアタイルなど使いわければ良いでしょう。
フローリングの特徴
フローリングは一番人気の床材ではあるが、高価で張替えもかなり手間がかかるので単身者向けの入退去が多い収益物件にはあまり向かないです。
材質に関しては木質系です。単層と複合が2種類ありますが賃貸ではほとんどが複合フローリングになります。
単層フローリングとは1枚の板でできてます。無垢フローリングともいいます。
複合フローリングは木板を貼り合わせて作ったフローリング材で合板フローリングともいわれています。
フローリングは木材であることから耐水性には優れていません。
フローリングの場合にはワックスをかける必要があるのが手間でもあります。
メリット
①断熱性に優れている
②防音性がある
③滑りにくい
デメリット
①傷がつきやすい
②水に弱い
③値段は高い
フローリングは一番の人気であるがどうしても高価になってしまう点と張替えるのが大変な点である。
ファミリーマンションの賃貸であればやはりフローリングが人気にはなってしまうので物件や部屋によって考えましょう。

最後に
クッションフロアの場合で入居率が下がってきたらフロアタイルなので変更しましょう。
トイレや脱衣所に関しては張替えしやすいクッションフロアにしましょう。
ワンルームなどの小さな部屋でしたらクッションフロアではなくフロアタイルにしてもそこまで費用負担がおおきくないので積極的に取り入れましょう。