申込後のキャンセルで稼ぐ不動産屋
3月は不動産屋にとって一番稼げる時期である。
案内件数も多いがキャンセルも多いのも事実である。
どうしても押しに弱い人は入居申込だけしてしまう。
<気の弱そうな人が来店>
この忙しい時に5件案内は大変だな。田中さんもよく頑張ってるな。
<田中さんは車の準備をして帰ってきた>
<2時間後案内から帰ってきて>
田中さんもどうしても逃したくないのだな。食いついたら離さない・・・
<2日後に電話がかかってきた>
気の弱そうな人は、キャンセルの後は申し込み金も取りに来られなかった。
もしかしたらどこか違う不動産屋で部屋が決まったのではないかと思う。
ただもう一度くるのが気まずいのかわからないが、申込金を取りに来られない。
入居申込金とは
賃貸の仮押さえでよく言われる入居申込金は手付金ではないので、キャンセルしても返金されます。
賃貸には基本的には手付金はないので、契約まではキャンセルしても大丈夫です。
しかしせっかく一生懸命に案内してくれて違う不動産屋で契約してしまって、どうしても気まずいから申込金を返還してもらいに来店されない人もチラホラいてます。
預かり証を発行してもらいましょう。
入居申込金を支払った場合には、必ず預かり証を発行してもらってください。
もし申込金ではなく業者から手付金と、もし言われたなら要注意してください。
契約するからこそ手付金なのです。
また申込書の中に申込がキャンセルの場合には違約金として返金されませんなどと記載があれば気をつけましょう。
もしキャンセルでどうしても来店するのが嫌な場合には預かり金を振り込んでもらうようにしましょう。
トラブルの場合の連絡先
万一、返金されないトラブルがありましたら不動産協会に相談しましょう。
不動産協会は2つあります。返金してもらえない業者の加盟団体をインターネットなどで知らべて加盟団体の協会に連絡しましょう。
ハトのマークは全国宅地建物取引協会連合会になります。
ウサギのマークは全日本不動産協会になります。
最後に
仲介業者に入居者募集を依頼する場合にでも評判の悪い業者はできるだけ依頼しないようにしましょう。
最悪の場合ではあて物になるし申込金を稼ぐための物件になるかも知れません。
入居者募集であれば何社にも依頼しなくても信頼できる業者ひとつに任せてたほうがいいです。ポータルサイトに掲載されればとくに問題はありません。
今はほとんどの人がインターネットを見て来店されます。
何社にも入居者募集を依頼するとかえって優先的に案内してもらえなくなる可能性もあります。